SSBB便り

2021.09.24.

富士山かぐや姫ミュージアム

 

静岡県富士市にある『富士山かぐや姫ミュージアム』

元々は富士市立博物館でしたが、平成28年4月、「富士山かぐや姫ミュージアム」という愛称として生まれ変わりました。富士山に帰るかぐや姫の物語を展示する、世界でただひとつのミュージアムです。

ここで現在『企画展』として、【愛鷹山(あしたかやま)と生きる 原始・古代の生存戦略】が11/28まで開催中です。

ということで、先日観覧してきました。企画展もよかったですが、常設展も内容豊富で、かなり見応えがありました。

 

 

 

ミュージアムの入口とその周辺です。

 

  

 

正面玄関の両脇にはこのような富士市の代表的な産業の製紙工場の過去の機械が屋外展示されています。

 

 

 

では、早速入場してみましょう。1階はミュージアムショップ、図書室、ビデオブース等があり、展示物は殆ど2階にあります。今回は、企画展の部屋へまっしぐらです。

説明書きによると、旧石器時代の人たちは、愛鷹山やその東側の箱根山では山麓の尾根上に、「陥し穴」を列状に作って、獲物を捕獲したとのこと。

 

 

獲物を捕獲するための、木と石で出来た道具も展示してあります。

 

 

 

壺のような数々の容器

 

 

 

 

企画展の他の常設展の各部屋も興味深いものが沢山ありました。先ずは、古い順で、彌生時代でしょうか、竪穴住居に暮らしている親子のマネキン像

 

 

 

 

次は江戸時代の富士市の宿場「吉原宿」の茶店の様子をマネキンで。隣に小生も座らせてもらい、タイムスリップしてきました。雰囲気に溶け込んでいます。

 

 

 

広重の絵にも出てくる「富士の白酒」(山岡志ろ酒)は当時人気だったらしいです。今でも吉原の某酒屋さんで買えるとのこと。今度買ってみたいです。

 

 

 

この昭和レトロの家の中を感じさせる展示。懐かしいですね。ここが一番親しみを感じるコーナーでした。卓上の鍵盤楽器はメロディオンです。小生もちょっと前までこの型の楽器を持っていましたから…。

 

 

 

最後は、江戸時代にロシアから下田、戸田、富士に来たディアナ号に関するコーナーです。ミニチュアの船は細かい部分まで作り込まれた凄い作品です。ディアナ号については、ここでは簡単に紹介してあるだけですが、田子の浦みなと公園内にある『歴史学習施設ディアナ号』に行くと詳しいことを知ることが出来ます。また、このブログの21年3月でも取り上げているので、そちらもご覧ください。

 

 

 

いかがでしたでしょうか? このミュージアムをダイジェスト版のように、簡単に紹介させていただきましたが、この付近には、ミュージアムの分館としての「歴史民俗資料館」「富士川民族資料館」「小休本陣常盤家住宅主屋」もあるので、そこを訪れるのもいいでしょう。また、ここは広見公園の一部と言っても過言ではないほどの立地です。ご家族連れで訪れるのもとてもよい場所です。

 

そして、最後に・・・このミュージアムを含め、分館の全カ所入館無料です。勿論、広見公園も無料です。それぞれ無料駐車場完備で、言うこと無しです。

   ミュージアムのH.P⇒⇒⇒https://museum.city.fuji.shizuoka.jp/

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