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2022.04.21.

藤枝市郷土博物館【静岡の鉄道展】

 

静岡県内の鉄道の歴史を知ることができる展覧会が藤枝市郷土博物館で開催されているので行ってみました。

 

 

通常は入館料(大人200円)が必要ですが、すぐ隣の蓮華寺池公園で開催されている藤祭りの期間中(4/16~5/5)は入場無料なのも嬉しいです。では、さっそく入館してみましょう。

 

 

まず最初に目飛び込んできたのは、昔の東海道線を走っていた特急こだまの大きな映像と先頭部のミニレプリカ。それと、古い車両の鉄道模型です。

明治時代の蒸気機関車、陸(おか)蒸気

東海道本線の古い電気機関車と初代の新幹線

 

 

次は、東海道本線のあれこれ

 

 

そして、昔は鉄道旅の楽しみ「駅弁」のコーナー

  

 

次に、県内の地方鉄道の鉄道模型です。大井川鉄道を始め・・・。県内の人には馴染みのものです。

 

 

 

そして、静岡市民の足、静岡鉄道(通称;しずてつ)です。

 

 

 

県外のマニアが制作した貴重なミニジオラマ。全てが架空のものではなく、当時実在した駅などの風景をモデルにして作ったものだそうです。よくここまで作り上げたものだと感心します。

 

 

 

そして、藤枝が自慢する「新幹線の原点のまち」の内容を説明したパネルや模型

 

 

 

こんなものもあります。『軽便鉄道」 大正2年(1913年)から昭和45年(1970年)まで藤枝を走っていた藤相(とうそう)鉄道、後の駿遠(すんえん)線の歴史を内容濃く説明してあります。一時は藤枝から御前崎を経由し、袋井までの約65Kmを運行されていたそうで、沿線の人たちには便利な生活の足として存在していました。
それをジオラマでも復元しています。

  

 

実は、いろいろな鉄道模型を運行する「鉄道模型運転会」のイベントが、土曜・休日にあります。平日はなかったことが残念です。 詳しい内容のチラシのPDFがあります。
   
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/material/files/group/125/shizuokanotetsudouten2022.pdf

 

 

さて、この郷土博物館は、文学館も同居していて、通常は「藤枝ゆかりの文学者」を常設展として紹介していますが、現在は「藤枝の文学者三人展」が開催されています。勿論こちらも入場無料です。その中で、小川国夫氏は若いころ、パリに留学して、イタリアや東欧へバイク旅をした経験から書いた本「逸民」も出ているそうで、その紹介は興味ひくものでした。

 

 

最後になりましたが、ここは静岡県中部では有名な蓮華寺公園に隣接していて、この博物館のある高台から見下ろす風情ある蓮華寺の景色は素晴らしいです。休日中は沢山の人出で駐車場に行きつくにも大変な時間を要するはずなので、それを覚悟して、休日にいくか、ゆっくりと平日に行くか、じっくり検討して行ってみてください。

                                                      by【S.H】

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